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最近満開の花があるので気になっていた。
ひまわりでもなくアサガオでもない、
この時期に満開になる珍しい花。
筑波大脇の道路に車を止めちょっと写真撮影。
青々とした緑に包まれて満開になる様子はなかなか
面白い光景である。
花の色はショッキングピンク。かなりはっきりとした
ピンク色だ。近づいてもう一枚。
花の付け根にはまるまるとしたつぼみが。
これがはじけてボリュームのある花が開くらしい。
しばらく眺めたのち、何という花か手がかりがないかと
あたりをうかがってみると、幹を見てそれが何かと
いうことがはっきりした。
気になるものが二つ連なっているが、
注目すべきはそちらではない。
つるつるとしていて登りにくそうな幹。
そう、これはサルスベリだ。
幹ばっかりに注目していたが、
サルスベリってこんな花を咲かせるんだ。
つくばの街並みには意外とこの樹が多く、
何本か集まっている場所では木の下で
花見がしたくなるほどの見事な満開状態。
あとで調べたことだが、サルスベリは
百日紅とも言われるそうで文字通り百日もの間、
このピンク色の花を咲かせているらしい。
結構前から咲いているのを見ていたが、
いつまで花をつけているのか注目してみよう。
ちなみに紅という字を持つが、白い花を咲かせるものも
あるらしい。
千日紅と聞いてなんか見たことがあるなと思ったあなたは
けっこうなお茶通。
似た名前だが、百日紅というお茶がある。
茶葉は丸まっており、コップに入れてお湯を注ぐと、
このように中から百日紅の花があらわれる。
茶葉は緑茶だが、中国のものなので渋みはない。
多くの場合、ジャスミンの香り付けがされている。
味はそこそこだが、茶葉の中から花が現れる様子は
感動モノ。一度飲んでみることをお勧めする。
研究所でも発見、さるすべり。