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日常のささいなことの記録。 興味を持ったさまざまなことについて 記録していきたいと思います。
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2007092001.jpg








ある日の夕食。トライアスロン前日のものだ。
ここ数年、トライアスロン前にはカーボローディングを行う。
マラソンなどの長時間スポーツにおいて重要なエネルギー源
である炭水化物を体内により多く貯蔵させるための手法だ。
正確には一週間ほど前から準備が必要。まずは炭水化物を
控える生活をし、2日ほど前から急に取り始めると、
いつもよりも多くの炭水化物を貯蔵することができる。
今年はそれほど準備してこなかったのだが、少しでも多くの
炭水化物を残すため前日におにぎりを食べまくった。

効果のほどははっきり言ってわからないが、
精神的な面での一助にはなっていると思うし、
おにぎり大好きなので別に効果がなくともそれはそれでよいのだ。
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9月8日に行われたトライアスロン大会。
今年で11回目の開催となるが、僕も既に6回目の参加となる。
今年は初めての午後開催という事でいつもより
気持ちに余裕を持って競技を迎えることができた。

この大会は
Swim 1km,
Bike 26.4km,
Run 6.6kmとオリンピックディスタンスの2/3の距離を競うもの。
この時期になるといつもプールの水温が下がり、とても冷たいのだが、
今年は台風の影響もあり水温は28℃。適温が28-30℃と狭い僕に
とってはベストコンディション。ただ、気温は32℃。ちょっと暑すぎかな。

競技説明やラジオ体操、毎年恒例の集合写真ののち、
刻一刻と近づくスタートの時を静かに待つ。
そして14時。ピストルの音とともに選手全員が水しぶきをあげ
競技がスタートした。

ほとんどの人がクロールで泳ぐ中、僕は平泳ぎ。
自転車やランなど足中心の運動が控えるトライアスロンでは
腕を使うことができるクロールが断然有利。
だが、僕の場合は気持に余裕が持てることと、
タイム的にも平泳ぎのほうが速く泳げるのでこの泳法を選択。
隣のコースの人と並んで泳いでみたり、
たまにクロールやバタフライを入れたりと、
とにかく気持ちよく泳ぐことを心がけた。
泳ぎ終わった時点での順位は4位。
タイム的にも悪くなかったので、いいSwimだったと思う。

水泳が終わりプールから上がって素早く着替え、
自転車競技に突入。シャツはバドミントンクラブのシャツを
着ることにした。このシャツを見ると気分が落ち着くし、
気合も入る。競技には向かないかもしれないが、気持ちで
走ろうと思っての選択だ。

昨日整備を終えた愛車と共に疾走。が、せっかく整備したのに
ドリンクホルダーを忘れた。無念・・・
台風の影響かとても風が強く、久しぶりの自転車だったので
スピードも上がらない。バドミントンの練習で呼吸器系だけは
強化されていると思い、軽いギア、高回転で走ることにした。
とはいえロードレーサーはスピードが出る。はじめのうちは
気持ち良く走ることができた。水泳で先を行く三人にも
早い段階で追いつき、首位をキープ。
しかし、徐々にたまっていく疲労感。向かい風で奪われていくスタミナ。
ランで痛くなると嫌だなと考えていたのに、自転車に乗っているうちに
痛くなってしまった横っ腹。もう疲労困憊。
水分を取らなくてはいけないのに吐き気がしてドリンクを飲むことさえできない。
頼れるものは気力だけ。

Bikeで性も根も尽きてしまった状態でRunに突入。
この種目は通常、I入さんの独壇場。
去年もここで抜かされてしまっている。トップを走っているものの
後ろからの足音を常に気にしながらのRun。精神的にも非常にきつい。

すでに尽きてしまった精神力をバドシャツを見ることで補い、
楽しいことを考え、精神的に追い込まれないようにして走った。
足の筋肉が切れそうに痛い。本当に気持ちだけで走った。
後ろからの足音はなかなかしないものの、自分自身いっぱいいっぱい
の状態。毎度のことながら完走さえ怪しくなってくる。
ここで止まれたならどんなに楽なことだろう。
頼っていた気持ちさえ自分を止めよう止めようとする。

なんとか、なんとか止まらずに走り、残りは最後のストレート。
後ろを振り返る余裕はない。いつもならここでダッシュをかける。
今回もダッシュ。
が、足がついてこない。今回は本当にいっぱいいぱいだ。
それでももつれる足を一歩一歩踏み出してゴールテープを切った。

しばらくは溜まっていた疲労感に打ちひしがれ、
日陰で水を飲んだりしながら徐々に回復してきた体力とともに
湧き上がる達成感。
「やった!優勝だ!」
止まらなくてよかった。あきらめなくてよかった。
必死に頑張ってきたことがやっと報われた気がしてくる。
気持ちで勝つことのできた意味は大きい。

バドミントンをやっていると必死に練習してみても成果が出ないことがよくある。
テクニック、戦術、経験、運動神経、
言い訳の言葉がごまんとわいてくる。
本当にうまい人というのは気持ちが強い人、
言い訳の言葉に丸め込まれないで努力し続けることができる人、
そう思って僕は練習している。
現に体力は、こうしてトライアスロンで優勝できるほどついた。
何もしないよりは一段高い位置にいる。
もう一段を踏み出しやすい位置にいるはずだ。
このトライアスロン大会のように決して止まることなく努力して、
なんとか成果をもぎ取ってやりたい。

そんなこんなで自分の中で色々なものが盛り上がっていたのだが、
次に控えていることがある。
BBQの準備。
止まらずに必死で頑張らなければ。

・・・毎年本当に大変。


それでもいろんな人に協力してもらいながら、
焼きそば、焼き肉をはじめ、いろんな料理をテーブルに
用意することができた。

BBQの準備を始めてから約2時間。
ようやくシャワーを浴び、着替えることができた。
ほっと一息。
しばらくして表彰式が始まった。
競技終了から今までずっとタイムの集計をしていた
K菅さん、O木さん、本当にいろいろな人の努力によって
この大会は支えられている。本当にいい大会だ。

「ロングの部、優勝、inoさん」
前に出て賞状、トロフィー、メダルを受け取った。

続いてエキスパート賞なるものの発表があった。
ロング、リレー、ショートの全ての種目の中で
Swim、Bike、Runのタイムが最速だった人に
贈られる賞だ。
なんと僕はBikeのエキスパート賞を受賞。
3種目を平均的なバランスで行ってきた中で、
エキスパート賞をもらえたことはうれしいことだ。

全ての賞の受賞が終わり、何とかその場も片づけ、
トライアスロン大会が終了。
自分の全てを出し切れる競技。そんな達成感が得られる
トライアスロンという競技が僕は好きだ。
来年も頑張ろう。

・・・
・・



いやいや、来年は参加しないように頑張らねば!

hyousyou.jpg







トライアスロンのオリジナルTシャツ製作をはじめて
今年で5年目になる。トライアスロン前日、今年もその作業を行った。

転写シートに印刷したラベルをアイロンで
押し当てるとTシャツにその図柄が転写される。
少ない人数、少ないアイロンでの作業となり、
大変だったが、僕はというと5年もやっていると慣れたもの。
淡々と作業を進めることができた。
Tsyatudukuri2.jpg







全部で約30枚。前年よりは少し少なめ。
それでも並べてみるとなかなか壮観。

これを着て今年もトライアスロン頑張ろう!
トライアスロン前日、自転車の整備を行った。
春のお花見サイクリング以来、乗っていなかったので、
いろいろなところに問題を抱えている。
空気の注入、ペダルのガタつきの修正などを行って、
汚れを拭き取った。
僕の自転車はフレームの塗装から自分でやったので、
とても愛着がある。

zitensya.jpg








スポーツ用というよりは街乗りのロードマンを改造して作った
この自転車。毎年少しずつ改良を加えている。
1年目 Nさんからロードマンをもらう。火星が大接近していた年
     なので『赤い火星号』と襲名。その名前の書いたテプラを
     貼られてしまう・・・。自転車の写真はこちら
2年目 テプラ、塗装をはがし、自分の好きな青色に塗装。
3年目 DHバー、ビンディングペダル、サドル、ボトルホルダー
     を設置。ステッカーも貼った。
4年目 タイヤ、ブレーキなど細かなところを改良
5年目 タイヤ、ホイール、ギヤを変更。現在に至る。
すでにこの自転車に乗って5年。これに乗る前はトライアスロンにも
マウンテンバイクで出場していたが、ロードレーサーはやはり段違い。
10分以上タイムを縮めることができた。

今年もこいつでトライアスロン大会に出場。頑張って完走したい。
(実際にはもう大会を終えているわけですが)
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